- シャンプーみたいな優しくて甘い香りの香水教えてください！
- 柔軟剤みたいなふんわりいい匂いの香水ありませんか？
- 石鹸みたいな清潔感のある香水探してます。
上記のような質問をDMや公式LINEによく頂きます。
年代は10代後半～20代前半、主に学生さんや新社会人辺りの方が多いです。
香水マニアの方向けではない情報になりますが、「学校や職場にもつけていける香り」「きつい香りは苦手だけど、優しく香る香水を探している」人に向けて、ふんわり優しい甘い香りの香水情報をまとめます。
＊普段、私がよく嗅ぐ範囲でのセレクトになります。よくある優しい香りではないかもしれませんが、その分、周りの人とかぶらない香水で一歩差をつけれると思います(*^^*)
もくじ
ボタニカル系の定義
「ボタニカル系の香水探してます。」と尋ねられてまず困るのが、ボタニカル系の基準です。
ボタニカル（botanical）とは、英語で、「植物由来の」といった意味の言葉。
「自然にあるもの」などのイメージでも使用されており、自然に優しい暮らし方をしたい人々のライフスタイルともマッチし、人気です。リモートによる在宅勤務や、コロナの影響もあり、自然に触れて癒される、リラックスしたい、優しい香りをふんわり漂わせたい人にもボタニカル系香水はおすすめです。
一方、「自然の」とか「植物由来の」というと「オーガニック」を連想しますが、オーガニック（Organic）は英語で「有機的」という意味で、主に「有機栽培であること」を指します。また、オーガニックはオーガニックと唄える基準が設けられて、化学肥料や化学農薬を数年間使用していない土地で栽培しているか？など厳しいノルマがあります。
香水界でいうと、上記に追加して「動物実験をしていない」エシカルな香水ブランドも増えてきています。
例えば、LUSHやルイヴィトンなどもそうです。
ボタニカル系の注意点として、オーガニック製品のように厳しい基準が無いので、例えば1滴でもボタニカル（植物の精油など）が入っているとボタニカルを唄えてしまいます。。精油が1滴も入っていない香水はほぼ存在しないので、全ての香水はボタニカル系だとも言えます。
とはいえ、私に届いた質問の範囲でいえば、「植物の優しい香りがする香水」を知りたいという意図のようなので、「ふんわり優しい甘い系の香り」の香水をいくつか挙げてみます。
「ふんわり優しく香る」香水ブランド（ボタニカル系）
私が最近嗅いだ中で当てはまるのが、下記。
- パルフェ（PARFE）
- オフィシーヌ ユニヴェルセル ビュリー（L’OFFICINE UNIVERSELLE BULY）
- ヒーリー（HEELEY）
- ヴァルモンの「パラッツォ ノビーレ（Palazzo Nobile）」シリーズ
- リベルタ パフューム（LIBERTA ）
- CLEAN（クリーン）
- L’OCCITANE（ロクシタン）
- PARLE MOI DE PARFUM（パルル モア ドゥ パルファム）
- SHIRO（シロ）
- サボン
- イソップ（Aesop）
- 100BON（ソンボン）
- ロクシタン など
フエギア1833なども植物由来の香料を使用しているので、ボタニカル系フレグランスになると思いますが、ふんわり優しく香るか？というとちょっと逸れる気がするので、ここでは省略します。
私が大好きなルイ ヴィトンも香料にはこだわっていますが、ふんわり優しく甘い香りがあるか・・？と言われると、濃くて甘い香りならあるので、ここでは省きました。
ふんわり優しい甘い香りの香水
これらの香水ブランドの中で、「ふんわり優しく甘い香り」となると、リベルタパフュームの「フルーティ」や「フレッシュフローラル」、100BON（ソンボン）の「ダヴァナ＆ブルボンバニラ」、「トンカ＆アーモンド」は杏仁豆腐みたいな匂いがします(*^^*)
パルフェでは、No.3（フルーティフローラル）、No.6（フルーティ）、No.7（フルーティフローラル）、No.8は（フローラル）ですが、キンモクセイが入っているので甘めのフローラルになります。
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー（通称：ビュリー）では、「チュベローズ・デュ・メキシク（TUBEREUSE DU MEXIQUE）」や「ヘリオトロープ ドゥ ペルー（HELIOTROPE DU PEROU）」、ルーブル美術館とのコラボ作品「ミロのヴィーナス」などがあります。ビュリーやパルフェなどはアルコールフリーの香水（水性香水）でもあるので、香水が苦手な人が香水を嫌う理由の1つであるアルコール臭がなく、じんわり柔らかく香るのが特徴。肌にも優しいので、アルコールかぶれしやすい人にもおすすめです。
また、上記には挙げていませんが、グッチ「メモワール デュヌ オドゥール（MÉMOIRE D’UNE ODEUR）」もアロマティックでふんわり優しく甘い香りの香水だと思います。
スイスの高級メゾンフレグランスブランド「ヴァルモン（VALMONT）」では、パラッツォノービレシリーズはオードトワレでもあり、ふんわり優しく香ります。その中で、フルーティやフローラル系で甘い香水になると、ふわふわ綿あめみたいな「サテンムスク（SATIN MUSK）」、青りんご調の「シークレットバンブー（SECRET BAMBOO）」、「ブライトポピー（BRIGHT POPPY）」もシャンプーみたいな優しいフローラル香水です。
もうちょっとすっきりした香りをお探しの方には、2021年の新作「フィジーミント(FIZZY MINT)」もミントやシトラスで夏向けにもぴったりの香水でおすすめ。
2019年にデビューした日本人のための香水ブランド「サノマ（çanoma）」からは、「3-17 早蕨（さわらび）」が多くの日本人が好きな香りの1つに挙げられると思います。青りんご調のフルーティさがありつつ、軽いウッディやラベンダーもあり、日本人が昔から親しんでいる香りなので、使いやすいです。
「ヒーリー（HEELEY）」はアロマティックな香りが特徴で、紅茶っぽさのある「ヴェルベーヌ」や「ノート デ ユズ（NOTE de YUZU）」は日本人に馴染み深い柚子の香りが親しみやすい仕上がり。
よくある「優しく甘い香り」の香水特集ではありませんが、その分、友達や周りの人とかぶらない香水で差を付けられます(*^^*) 最近は、「香りつきムエット」を送ってくれるお店も増えましたね。一度どこかで嗅いでみて感想もらえると嬉しいです♡
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