サノマ(çanoma)

「çanoma(サノマ)」コンサルテーションで選んだ香水と香りの感想口コミレビュー

「日本人のための香水をフランスで作る」というちょっと変わったコンセプトに惹かれ、クラウドファンディングで支援し経過を見守ってきた「サノマ(canoma)」

私が選んだプランは、「サノマ」クリエイターの渡辺裕太さんからコンサルテーションを受けつつ、好きなサノマの香水を選べるというもの。

今回は、30mlを2本選びました😊

選んだ「サノマ」の香水2本

サノマ「3-17」「4-10」
– サノマ「3-17」「4-10」-

私が選んだのは、サノマでは軽い方の香水「3-17」と「4-10」

サノマの渡辺さんからは、事前に用意されたムエットを嗅ぎつつ、軽めの香水から順に香りの説明を受けた。
普段の好みでいえば、これから冬に向かうことも考慮し「1-24」や「2-23」の重ための香水を選んだと思う。なのだけど、サノマに限っては、なぜか日常で使いやすい香りを選んだ。(どれも良くて、随分迷った・・!)

せっかくの貴重な機会なので、サノマの香水全4種類の試香した感想をレビューに残します。

私の鼻を惹きつけた「4-10」乙女の香りの感想

sanoma「4-10」
– サノマ「4-10」30ml –

なんとも表現しづらい香りで、他の香水ブランドでも出会ったことのないフレグランスだな~・・という印象の「4-10」

ボトルやパッケージに表現された「香の図」アイコンの意味は「乙女」

サノマでは、香水ボトルラベルはパッケージに、作品それぞれのインスピレーションに合うアイコンを、源氏物語にも登場する香道の香の図からとっている。

「4-10(乙女)」は、作家ガブリエル・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』から得たインスピレーションで調香されたそう。サノマでは、軽さ順に2番目だけど、薄いという意味ではない。

香りの系統としては、フローラル・アクアティック ・グリーン。

事前に香りづけされたムエット上では、トップの香りが落ち着いてティアレのやや南国っぽい優しい甘美さと若いグリーンを感じたけれど、自宅で改めて肌に乗せて嗅ぐと、トップのグリーンの飛び出し感がすごかった!

つけて1時間ほど経つと、インドール臭のないイランイランやジャスミンも味わえる。

ざらつきを無くしたアクアティックな潮っぽさも加わり、うまくバランスが取れている仕上がり。フローラル全開でもなくグリーンも香るので、男性も、お花お花した女子っぽい香りからちょっと離れたい女性にも使いやすい。人とかぶらない香水になっていると思います✨

サノマ「3-17」早蕨(さわらび)の香りの感想

サノマ「3-17」
– サノマ「3-17」30ml –

サノマでは一番使いやすいフレグランス「3-17」香の図で表すと「早蕨(さわらび)」
香りの系統は、ウッディ・アロマティック ・ムスクフルーティ。

サノマのクリエイター渡辺さん自身も何気なく纏うらしい。多くの日本人にも受け入れられるフレグランスだと思う。

面白い香水だな、と思うのは、多くのニッチフレグランスを嗅いできた沼の住民も、香水を普段あまり使用しない初心者も、どちらにも魅力的な香水になっていること。
香水マニアからすれば、鼻をリセットするコーヒー豆や自身の肌の匂いのような存在なのかも?(気持ちをリセットできる存在、という意味)。実際、普段から多くの香水を嗅ぐ仕事をしている私も、何気なく何も考えずに手が伸びる香水の中に、サノマの「3-17(早蕨)」が入っている。

「3-17(早蕨)」を嗅いでトップで感じるのは、甘ったるさを抜いたフルーティさとムスクが少し。渡辺さんの説明では、「青りんご」らしい!そういわれると「青りんご」💓
ミドル以降は、シダーウッドなどのウッディが少しとラベンダーなど。

青りんごのジューシーさは控えめなので、季節や男女問わず使いやすい。サノマの中ではグルマンで可愛らしい印象の香水になっている(決して甘ったるさはない)

渡辺さんの説明では、メンズ向け香水のつもりで調香されたらしいけど、青りんごっぽさが私の鼻では強く、「少女っぽさ」を感じた。フランスと日本の湿度の違い・・なのかな?

サノマ「1-24」鈴虫の香りの感想

サノマ「1-24」
– サノマ「1-24」30ml –

調香は、ウッディ・アンバー・スパイシー・アロマティック
「1-24(鈴虫)」の調香期間は一番長く、1年ほどかかったのだそう。「1-24」の「1」は1番目に作成に取り掛かり、「24」は24回試作を重ねた、という意味がある。
香の図では「鈴虫」を表すアイコンをボトルラベルとパッケージにあしらっている。

実は「サノマ」の香水を選ぶ際、「4-10」と「1-24」で迷った。。
サフランやアニスなどのスパイスもあり、白檀(サンダルウッド)の香り方は、お香っぽくもある。着物や浴衣と合わせてみたい。

コンサルテーションはカフェ内だったので、付けたての「1-24」を嗅ぐのは遠慮しましたが、ポップアップなど今後、店頭で嗅ぐ機会をみつけて確かめたい😊

⇒ 「1-24 鈴虫」をつけた感想

つけたての「1-24 鈴虫」の香りは、温かみのあるサフランやカルダモン、アニスなどのスパイスがメインに香る。何か、ラベンダーのようなハーブぽさも感じ、私の肌ではつけた瞬間にフゼアっぽく感じる…。次第に柑橘のジューシーさやサンダルウッド、シダーウッドなど、お香のような落ち着きを感じる。私の肌ではグレープフルーツのような酸味もやや現れる…この追記は7月のとても暑い日。コンサルテーションで初めて嗅いだのは冬だったので、香り立ちも異なるのだろう。いまはスパイスがよく香る。

サノマ「2-23」胡蝶(こちょう)の香りの感想

サノマ「2-23」
– サノマ「2-23」100ml –

「1-24(鈴虫)」の試作品から派生して完成したという香水「2-23」
香の図のイメージアイコンは「胡蝶(こちょう)」

「サノマ」の中では、重ためのフレグランスで、香調はウード調ウッディ、スパイス、ローズ🌹

こちらも予め香り付されたムエットでミドル以降を嗅いだのみなので、トップがどんな風に香り立つのかは不明。店頭でぜひプシュっと試したい。(試しました!)

ミドル以降に感じるのは、大人な男性におすすめしたいローズ香水だということ。女性にももちろん似合うけれど、渋みのあるカッコよさがある香りなので、大人な責任と自立した男女によく似合う。ウードの温かみや柔らかく鞣されたレザー。濃いウードというよりは、滑らかなウード。
色で例えると、何十年と寝かされた深みのあるワイン色〜艶のある濃い茶色!

四川山椒(花椒)やクミンなどのスパイスも使用されているそうなので、トップでの香り立ちが気になる・・!

⇒「2-23(胡蝶)」を使用した感想

「1-24 鈴虫」から派生した香りということで、両腕につけて嗅ぎ比べてみた。香りの系統は似ているものの、「2-23 胡蝶」の方が華やかでローズ×ウードがとてもうまい具合の比率でよく香ってくれる。ウードが濃すぎることもなく、ローズが甘すぎたり青々しすぎたりもしない。ちょうど良いバランスでふわふわと肌の上を漂っている。

スパイスの花椒やクミンはラストにかけて際立つ。

「サノマ」の香水の特徴

サノマの香水
-「サノマ」の香水全4種-

サノマは、香水ブランドのコンセプトや作品1つ1つをクリエイトするのは日本人。だけど調香は世界的にも有名なフランス人調香師 ジャンミッシェルさんが担当しているニッチなメゾンフレグランス。

  • 調香師は、Jean-Michel Duriez(ジャンミッシェル)
  • 大分焼酎「いいちこ」よりインスピレーションを得た、なで肩ボトルデザイン
  • オードトワレで持続時間は4~5時間ほど
  • 日本人に嬉しい30mLサイズと100mLサイズ
  • 価格も優しい8,250円(30mL)と19,250円(100mL)
  • パッケージとボトルラベルにあるマークは、その香水のイメージを源氏物語の「香の図」に当てはめたもの
  • 香水名(1~4)は製作した順番で、後ろの数字は、試作品の数

日本人がフランスで作るニッチフレグランス「サノマ」

サノマ(çanoma)
– サノマ(çanoma)-

全4種類を嗅いでみて、渡辺さんが目指していた「日本人に合う香水」の意味がよく伝わるフレグランスになっているのが分かった。

「日本人に合う香水」って言われると、石鹸や柑橘系の淡く薄い香水を連想しがち。

香水に関して、日本人の嗅覚や好みはまだ幼いイメージだけど、サノマの香水を機に、これまで香水を流行りやなんとなくで選んできたライトユーザーや初心者にも香水が身近になるかもしれない。そんな期待を感じました✨

しかし一方で、香水好きな人にも新鮮さを与えるフレグランスになっているのが、なんとも不思議・・!嗅いだことがない、或いは、何とも表現しづらい香水(褒めてる)で面白い。

奇をてらった尖りや荒々しさはなく、香料のどれか1つが突出しておらず透明感があるのに柔らかい温かさを感じる。絹のような滑らかさを持つフレグランス。

2020年10月のローンチから、どんどん人気が出ているサノマ。ポップアップ店舗や取扱い店も日本全国に広がってきています😊今後の展開が楽しみな「サノマ」・・!あなたの感想もお待ちしています!

サノマの香水を買える・試香できるお店

2021年7月現在、サノマの香水は全国のセレクトショップなどで販売されています。
2023年8月現在は、伊勢丹サロンドパルファンやノーズショップ常設など、益々発展が楽しみなブランドです☺

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投稿者: 香水日和

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