今のフレグランス業界で聞きなれない「水性香水(すいせいこうすい)」
私はフランスの老舗 フレグランスブランド「ビュリー(BULY)」で知りました。
参考記事:ルーブル美術館と調香師がコラボ!絵画からイメージされた香水全8種を口コミレビュー
もくじ
水性香水とは、ノンアルコール フレグランス
「水性香水」は、水と油/オイル、香料が含まれたフレグランスのこと。
アルコール不使用なので、アルコールにかぶれてしまう敏感肌の人やアルコールアレルギー、赤ちゃんやペットがいる人にも使える肌に優しい香水です。
*水性香水に使用されているオイルの種類により、アレルギーがある人もいると思うので、要確認
【比較】水性香水のメリット・デメリット
「水性香水」の、メリット・デメリットをまとめます。
メリット:肌の弱い人も使える香水
- アルコール不使用
- 肌が弱くてもかぶれにくい
- 赤ちゃんや子供、ペットがいてもOK
- 香りが柔らかい香水
- 拡散性が抑えられる(身の回りで香る)
- 肌の保湿
水性香水のメリットといえば、なんといってもこれ。
アルコールフリーなフレグランスなので、肌へのかぶれがありません。
(ピンクペッパーなど、肌への刺激が強い香料が入っている香水は、程度により気を付けるのがおすすめ)
香りの拡散性も低いので、日本のようなフレグランスへの批判の強い香水砂漠では、使いやすい香水です。
デメリット:使用期限がアルコール香水と比べて短い
一方、デメリットもあります。
アルコールが使用されている香水と比較して使用期間が短い、との指摘。
この辺、水性香水を扱う「ビュリー(BULY)」に確認中です✨
一般的には、化粧品としての香水の使用期限(?)は、未開封で3年、開封済で1年。もちろん保管条件にもよります。
煮詰まった香りが好き、トップは飛んじゃってるけど気にせず使う、など人それぞれではあります。
使用期限を過ぎた香水は、ルームフレグランスとして使える
香水は芸術作品としての意味合いもあるので、使用可能期間が経過した後でも、持っている価値はあるもの。
使用期限が過ぎた香水も、たとえばルームフレグランスとしてコットンやムエットに染込ませて使う、といった使用方法で香りを楽しむこともできます😊
使用期限を過ぎた香水も捨てずに、ルームフレグランスやハンカチに乗せて使うなど、処分せずにお気に入りの香りを長く楽しめるといいですね!
*処分したい香水がある場合は、ご一報ください(笑)
水性香水の特徴:保湿液
「水性香水」はオイルが入っているので、保湿性が高いのが特徴。
ただ、保湿液としてみれば、ビュリーの75ml 21,000円は高級ですよね💦
センシティブに傾きやすい生理中や日焼け後、肌の乾燥する冬場にカサカサ肌になりやすい箇所(ひじ、かかと、ひざ)、はたまたパートナーとのラブラブタイムの潤い肌に使うのもおすすめできそう💕
水性香水は買うと損する?
一般的なアルコール香水と比較して、日持ちの悪さで買わない選択肢が生じる水性香水。
嗅いでみると分かりますが、つけたての柔らかい香り方や、赤ちゃんやペットがいても安心して使える点、肌の保湿も考えると、損ではないと思います。
そもそもアルコール香水の使用期限を気にして買ったこと、なかったです(笑)
その香水の香りやストーリーに惹かれて、手元にお迎えしたフレグランスたち。
香りってそのうち飽きてしまうし・・私の場合はコレクションの価値も高いので。日持ちは気にしたことありません。
さっさと使用期限内に使いきってしまうか、期限終了後はルームフレグランスとして使うか、その辺は一般的なアルコール香水と同じかなと思いました✨
肌が弱くてこれまで香水を使用できなかった人には、より香りを楽しめる保湿液としての需要が高まりそうです💕
「わたし1人では使い切れない…」香りが劣化する前に、素敵な香水ストーリーと共に香水好きの方と共有したい…という想いで、日和がお迎えした香水を小分けでお届けしています。不定期/年数回/四季を目途に。
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